2017年07月21日
【AH大泉学園】2時間かけて行う、ラウンド研修を実施しました!
2017年7月21日、2時間かけて行う、ラウンド研修を
練馬区大泉町にある介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)アズハイム大泉学園で実施しました。
この研修は、「介護福祉士取得率の向上」「研修機会を提供し常に学び続ける」
という2つの目的をもったものです。
今回の内容は、ICFの理解と生活支援技術(着替え・口腔ケア・移動)です。
初めて聞いたスタッフもいるというICFを少し説明させて頂きます。
ICF(国際生活機能分類)とは・・・
病気や障害により抑制されてしまう行動に重きを置くのではなく、「どうすればできるのか」「何があればできるのか」を前向きに理解するための考え方です。
ICFの構造・要素を理解します。
構造を理解し、肯定的側面・否定的側面など構成要素を学びます。説明を通して理解する、その上で学ぶ。この繰り返しが大切です。講師が心掛けている1つとして説明をする際は身近な言葉を選んだり、例を挙げたり、具体的にイメージし易いように進めていきます。
研修に参加したスタッフからはこのような感想を聞くことができました。
■ICFやICIDHという言葉を初めて聞いたが、
ご入居者と関わる時にとても大切な考え方だと理解できました。
※ICIDH(国際障害分類)とは・・・病気や障害があり、社会的に不利な状態となっている、という一方通行の考え方。
■忙しさのあまり、ついついご本人ができることもスタッフ主導で
行ってしまうことがあることに改めて気づけました。
■着替えでも移動でも、「自分だったらどう感じるだろう?」
と考える機会はとても貴重で、初心に戻ることができました。
研修担当の石川も、講師として成長しています。
「研修の時間は、メンバーひとりひとりが真剣に考え、自分の意見を言う、他者の意見を聞くという訓練の時間にもなっています。
これは、チームでご入居者を支えていく上で、
とても大切な事です。
スタッフの真剣な姿勢に、アドバイザーも毎回身が引き締まる思いです。」