2020年12月25日
【AH光が丘】薬の適正化とは?ポリファーマシーに関する勉強会を行いました。
2020年12月11日、東京都練馬区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム光が丘で、ご高齢者の薬の飲みすぎを考える勉強会を開催しました。
アズパートナーズでは、医師・薬剤師と連携を取りながらポリファーマシーの改善(=薬の適正化)に力をいれています。
ポリファーマシーとは?
複数を意味する「poly」+調剤・薬局を意味する「pharmacy」からなる言葉で、「害のある多剤服用」を意味します。
服用する薬の数が多いことが悪いのではありません。(治療や健康管理に必要な場合は、ポリファーマシーではありません。)
必要より多い服用や、不要な薬がずっと処方されている状態、副作用が引き起こされる状態など、服用されているご本人にとって悪影響がある処方のことを指します。
ただ減薬を推奨するということではなく、薬の整理整頓をしていくというイメージを持っていただきたいです。
薬の量が適正であることで、ご入居者にはよりご自分らしい生活を送っていただきたいと考えております。
講師は、セントラル薬局の薬剤師さんにお願いしました!
研修は業務後に行われましたが、ポリファーマシーの関心度は高く、参加者はケアスタッフ、看護スタッフなど総勢15名程となりました。密を避けるために相談室より広いカフェスペースを使用し、講義が始まりました。
ご高齢者は肝臓や腎臓の機能が低下し、薬の排泄が遅くなり薬が効きすぎたり副作用が出やすくなります。このことをしっかり勉強し、ご入居者お一人お一人の生活を把握した上で、薬の適正化を意識して毎日のケアを行っていきます。