2020年01月30日
【AH文京白山】機能訓練指導員(リハビリスタッフ)は理学療法士の資格を持つ高田のモットーは「生活の中でリハビリを楽しみにして頂きたい!」
文京区白山にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム文京白山でリハビリを担当する高田は小学生の頃から「理学療法士」になることが夢だった。学校を卒業後、介護老人保健施設(以下老健)で6年勤務。老健は要介護高齢者(要介護1以上)の在宅復帰を目標とした施設。たくさんの経験をすることが出来たが、原則として3~6ヶ月の期間限定の方を対象とするため、「最期までリハビリで関わりたい。」「生活をする中ででリハビリを取り入れたい。」という気持ちが強くなり、心機一転、2019年より介護付きホームアズハイム文京白山のリハビリ専任となった。
アズハイムではリハビリを生活の中に取り入れ、楽しく行って頂くことを大切にしています。
脳梗塞になり左麻痺になった70代のご入居者は座位の保持が難しく、傾きがあります。まずは鏡を見てポジショニングを確認。「真っすぐ座って頂く」リハビリからスタートします。
座位バランスの改善が重要な鍵となるため、座位バランス向上につながる「輪投げ」を使ったリハビリを行います。最初は近くから、少しずつ遠くにしたり、上・下に動かします。
リハビリは、「辛い・疲れる」のではなく「楽しい」と思って頂きたい!
平行棒を使ったリハビリの際も目線が下に下がらないように鏡を置き、目線を真っすぐにして頂くように工夫をしています。また、個別機能訓練中でも、車椅子のブレーキをご自身で外して頂く、靴を履いて頂くなど、ご自身でできることは行って頂いています。
アズハイムでは、日常生活の中でのリハビリを継続して頂く「生活リハビリ」を大切にしています。「できることは自分の力で…」というアズハイムの理念に基づいています。生活リハビリを行って頂く際に大切なのは「声掛け」と「見守り」だと高田は話します。
個別機能訓練×生活リハビリでADL改善に繋がっています。
アズハイムに入社したきっかけは、ホームページを見て、夢を叶えるプロジェクト(以下夢プロ)やご入居者・ご家族インタビューの記事を見て、自分の能力が発揮できるのではないかと思った。ケアスタッフが中心に行っている夢プロでは、夢を実現するために必要なリハビリを考えたり、身体機能を評価することも機能訓練指導員が行っています。個別リハビリの時間を通してご入居者のお話を聞くことも多いのでいつか自分でも夢プロを計画してみたいです!
「バッチリです!出来ましたね!」としっかりお伝えすることも大切にしています。
転倒をきっかけにADL低下しご入居された90代女性。個別リハビリを行う際は8Fの機能訓練スペースにお連れして行っています。日本庭園を感じさせる8F(屋上)はご入居者にも人気のスポットです。
リハビリグッズはご入居者に合わせて手作りをすることもあります。高齢者の方は頑張りすぎる方も多いので、色々なグッズを試すことで状況をきちんと把握するようにしています。
EGAO linkの導入でスマホが手元にあるのはとても便利です!
リハビリを行う上で重要なのは、ご入居者の状況をしっかり把握すること。食事量や睡眠などスマホで確認ができるのでとても便利です。入居され、約3ヶ月間、生活の中に個別機能訓練と生活リハビリを取り入れることでADL向上に繋がることが多いです。どうしてもホームに入居してしまうと外出の機会なども少なくなってしまうので、楽しく身体を動かして頂きたいと思っています。
A様が最近、スマホを購入されたとリハビリ中に教えて下さり、「使い方を教えて欲しい!」と仰ったので、リハビリの最後にスマホ教室を行っています。「今日はここまで!また来週宜しくね!」と楽しみにして下さるご入居者に笑いと元気を頂くこともこの仕事の魅力です!!ご入居者に楽しい時間を提供できるようにリハビリ面・環境面でこれからもサポートを続けていきます。