2021年06月18日
【事故・身体拘束防止委員会】活動内容の共有や事例検討を行い、当事者意識を持つことの大切さを学びました。
2021年6月4日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営する株式会社アズパートナーズ(東京都千代田区)と各ホームをZoomでつなぎ、「事故・身体拘束防止委員会」が開催されました。
この委員会の開催目的は。
◼️ホーム内での介護事故を未然に防止し、安全かつ適切で質の高いケアを提供する体制を整備する。
◼️万が一、事故が発生した場合は、最善の処置、対応を行いホーム全体で取り組めるようにする。
今回は「活動内容の共有」「不適切ケア防止の事例検討」「データから予測をするKYT」の3点をメインに実施致しました。
委員会のメンバー全員で、問題に取り組みます。
◼️「ひとり歩きが多い方に対して、自分の意思で開けることのできない居室等に隔離する」という身体拘束を廃止する為にはどのようにしたらよいのでしょうか?
◼️上記質問の回答を実行するためにはどうしますか?何が必要ですか?
といった上記の事例検討にも、全員で取り組みました。
研修参加者の声
◼️他ホームの活動を共有できるので、自ホームでの活動の参考にしたいと思います。
◼️共有事項を紙面だけでなく、ケアコチも活用していきたいです。
◼️事故を分析する際には、多職種連携が必要不可欠であることを再度認識しました。
◼️データから分析することも興味深いと感じ、ホームでも行っていきたいと思いました。
研修担当者の声
活動内容の共有では、「同じ活動内容の項目であっても、活動手段が違うことで新たなる気づきが得られた」との声があり、オンラインでの実施ではありますが、グループ共有ができる機能を活用しながら実施して良かったと思います。是非、良いことについては参考にして各ホームの委員会活動に生かしていただきたく思います。
不適切ケア防止の事例検討については、不適切なケアを発見した際には、指摘・報告・改善できる組織である為に、他人事とならないように委員会として個人としてどうするかを考えて実行して欲しく、事例検討を行いました。
データから予測をするKYT(危険予知トレーニング)の事例検討については、18期に注力すべくデータ活用の意識付けが狙いで、普段と違うKYTを導入しました。多角的な視点でご入居者の状態像を捉えてほしいと思います。そして危険予測の視点だけでなく、ご入居者の望む暮らしを阻害する要因は何かを考えるきっかけにもなればと思います。