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2017年10月11日

#研修

【AH●●】10月のラウンド研修 「介護過程と感染症予防の基礎知識」を学びました。

まずは介護過程の基礎知識を高めるため、介護過程を理解します。理解したら目的を確認します。目的はもちろんご入居者の「よりよい生活」「よりよい人生」の実現・継続を支援することです。スタッフは実際のご入居者を想像しながら研修を受けます。そして支援をしていく中で多職種協働・連携の大切さを学びました。それぞれが持つ専門性や役割がどのようなものかグループで話し合い整理をします。

介護過程は「観察に始まり観察に終わる課題解決技法」と言われるほど重要です。

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そして介護過程を構成する中で一番重要なのが「アセスメント」です。アセスメントとは情報の収集、その情報の解釈(情報に含まれるご入居者にとっての意味を考え、理解すること)・関連付け・統合化し、課題を明確にすることです。そして明確になった課題チーム内で共有します。間違った解釈をしてしまうと期待した効果が得られない可能性があることをしっかり学びます。

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今日の研修を通して「いつもと何か違うな。」と思うことがあったら早めに回りに報告しようと思いました。日々の介護の中で自分のちょっとした気づきの報告が大切だということを改めて学びました。看護師、機能訓練指導員など専門職の意見をじっくり聞くことができるのもラウンド研修の醍醐味です。やはり介護はチームワークですね!

次に感染症予防の基礎知識を学びます。

感染経路、感染予防を重点に学びます。また介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)などの高齢者施設で特に起こりやすい感染症は「インフルエンザ」と「ノロウイルス」です。インフルエンザは飛沫感染で起こります。かぜと比較して考えてみます。インフルエンザの症状は高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、のどの痛み、鼻水などです。かぜにはこのような「痛み」の症状はないようです。また急激に発症するのも特徴です。かぜは比較的ゆっくりと発症します。このように似ている症状もありますが、発症が急激なのが特徴であるということを学びました。

最も大切な視点:スタンダード・プリコーション

スタンダード・プリコーションとは、「全てのご入居者の血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、感染を要望するための予防策のことです。
感染をさせない、しないための具体策として援助毎の手洗い、ディスポ・マスク・予防衣の着用、使用したリネンの消毒、環境の整備が必要です。これらは介護職だけではなくご家族も含めてできるようにしていく意識が必要となります。

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ノロウイルスは乳幼児から高齢者まで幅広い年連想で急性胃腸炎を起こすのがノロウイルスです。感染力が強いので、流行する11月から1.2月は特に気をつけないといけません。また感染ルートも複数あり、一度感染した人でも繰り返し感染・発症することもあるので注意が必要です。主な症状をしっかり把握し、適正な判断をすることが大切です。ホームにはたくさんのご入居者・スタッフがいますので、感染をさせない、しないためには「標準予防策」を徹底することが重要です。

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