このたび、アズパートナーズでは、株式会社AgeWellJapanと連携し、シニアの生活の質（QOL）向上を目指した新たな取り組み「もっとメイト for アズパートナーズ」を開始いたしました。科学的な介護に、“心”の伴走支援が加わることで、ご入居者お一人お一人の「自分らしさ」に寄り添う環境づくりをさらに進めていきます。 

年齢を重ねても、“やりたい気持ち”を大切に

人生100年時代といわれる今、高齢期をどのように過ごすかは、私たちにとって大きなテーマです。 実際、アクサ生命の調査では「100歳まで生きたいと思わない」と答えた方が約8割に上るなど、長寿に対する不安や、生きがいの喪失が課題となっています。 
そうした時代背景のなかで、アズパートナーズが着目したのは、「やりたいことがある」という意欲そのもの。当社はこれまでも個別ケアを重視し日常生活の中からやってみたいことを実現する「夢をかなえるプロジェクト」を実施してきました。それに加え今回の共創では、「Age-Well Designer（エイジウェルデザイナー）」という専門職の方々が、ご利用者の潜在的な想いや関心を丁寧に引き出し、それに基づいた支援を行います。 

Age-Well Designerとは？

「Age-Well Designer」は、シニアの方々の“挑戦と発見を通じて前向きに歳を重ねる”ことをサポートする人生の伴走者です。 深い傾聴を通して、本音や知的好奇心を丁寧に汲み取り、そこから生まれる行動のきっかけを一緒にデザインしていきます。 決してアドバイザーやコンサルタントではなく、日々の生活の中に寄り添い、ポジティブな行動変容を支える「心の支援者」として、多くのご高齢者と向き合っています。 

本サービスをご利用いただいたご入居者の様子

Age-Well Designerがご入居者と日々対話を重ねる中で、「ピアノをまた弾いてみたい」「外食をしてみたい」といった意欲が自然と引き出されました。実際にその機会を提供したところ、表情や日常の過ごし方に明るい変化が見られ、ご家族からも「以前より活力が増したように感じる」との声をいただいています。 

科学的介護と非介護的支援の融合

アズパートナーズではこれまで介護サポートシステム「EGAO link®」の導入やAIケアプランといったテクノロジーを活用し、科学的介護を進めてまいりました。 今回の共創では、こうした“身体的な支援”に加え、AgeWellJapanが担う“心への支援”が融合することで、身体と心の両面からQOL向上を図ります。 

今後の展開

「もっとメイト for アズパートナーズ」は、介護保険外サービスではありますが、アズパートナーズが運営する複数のホームへと段階的に導入を進めてまいります。 （ 現在導入しているアズハイムシリーズのホーム：神宮の杜、大田中央、習志野、品川、三鷹、一之江、城東公園  ）
この取り組みは、単なる新サービスではなく、「いくつになってもその人らしく輝ける暮らし」を支える、新しいケアのかたちです。アズパートナーズの取り組みにご興味のある方は、お気軽に各ホームまでお問い合わせください。資料請求や見学も随時承っております。