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2021年07月21日

#研修

【レクリエーション委員会】参加率の高いレク・低いレクに関して「なぜそうなるのか?」を考察しました。

2021年7月7日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営する株式会社アズパートナーズ本社(東京都千代田区)と各ホームの委員をZoomでつなぎ、レクリエーション委員会を開催しました。

レクリエーション委員会では、18期の年間イベントの振り返りと今後のイベントの共有、自ホームでの取り組みや他ホームの取り組みを聞いて参考にしたいことを共有しました。
そして、レクリエーションの目的や参加率の高いレク、低いレクを発表し、なぜ?を一緒に考えました。また、参加率を挙げるためにも盛り上げるポイントを見直すことは必要なので、月間レクの計画、レクの進行において盛り上げるポイントについて話し合いました。

レクリエーションの重要な役割の1つに、「リハビリテーション」の要素が含まれています。

心身機能が低下している高齢者、病気や事故の後遺症がある方、先天性の障害のある方の「リハビリテーション」「残存能力の維持・向上」をはかり、自立した生活を送れるようにすることがあげられます。特に、高齢者人口が増加している日本では、要介護状態になることや重度化することを予防する取り組みが重視されています。高齢者は身体を動かさないと、筋力が低下するとともに急速に身体機能が衰え、自信を喪失して身体・精神面において活動性が脆弱していき、生活の質が低下してしまいます。

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機能訓練内容にある、手足を上げる、曲げる、伸ばすなどの運動を継続的に行うことで、身体機能維持には繋がります。しかし、「訓練をしている」だけでは自発性に欠き、リハビリテーションへの意識が低い方には長続きしづらいという側面があります。だからこそ、レクリエーションで「訓練」という意識をもたず、遊びながら楽しんで同じ身体的効果や意欲を高める効果が得られるよう、多職種で連携することが重要です。

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研修参加者の声

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◼️レクを実施することによって日々の生活のハリ、身体機能向上・維持、他者交流、ストレス発散、自信の回復、認知機能低下予防等に繋がることを再認識しました。
◼️季節感を感じて楽しんでいただきながら、水分量アップや中途覚醒に効果がでるようなものを企画していきたいです。

◼️参加率の高いレクと低いレクの差は何があるのかを考え、レクの質を高めていきたいです。
◼️脳トレの参加率が低いが、個々で取り組むものだけでなく、ホワイトボードを活用して一体感を感じられるように工夫して実施してみたいと思いました。
◼️コロナ禍で外出が難しい中、ホーム内の装飾やレクの内容で四季を感じて頂く機会を増やしていきたいです。

研修担当者の声

ご入居者が生活を送るうえで、レクリエーションは余暇活動だけでなく、身体機能の維持・向上や自信の回復、ストレス発散等の役割があり、生活を潤す大きな役割があります。コロナ禍で外出頻度が減っている状況下で、ストレスや孤独感を抱いている方もいらっしゃるかと思います。だからこそ、日ごろの集団レクリエーションや個別アクティビティは大切です。
今回の委員会の中では、各ホームのレクリエーションの質を考えるにあたって、参加率が高いレクリエーションと参加率が低いレクリエーションの違いは何かを、他ホームの委員会メンバーと話し合う機会を設けました。そこでの気づきを自ホームのレクリエーションに生かし、ご入居者の生活の質に反映して欲しいです。

また、効果や目的をスタッフだけが把握するのではなく、ご入居者とも共有してほしいです。体操やストレッチを実施する際にも、「この動きは●●に効きます」とお伝えして一緒に実施することで向き合う姿勢・次回の参加・自主活動にも繋がってくるのではないでしょうか。
そのためには、委員会メンバーだけでなく、ホーム一丸となり楽しみながら実施して頂きたいです。スタッフが楽しんで一生懸命取り組んでいるとご入居者にも伝わり、一生懸命取り組んでくださると思います。次回の委員会も楽しみにしております!!

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