老人ホームの入居条件は6つ|費用や年齢、要介護度など詳しく解説
老人ホームの入居条件は施設によって異なります。年齢や要介護度、費用など6つの入居条件と、施設選びのポイントをわかりやすく解説します。
老人ホームの入居条件は、主に「年齢」「要介護度」「認知症の有無」「医療的ケアの必要性」「保証人」「費用」の6つです。これらの条件は施設ごとに異なるため、まずはご本人の状態やご家族の希望を整理することが大切です。そのうえで、希望する施設の入居条件を一つひとつ確認していけば、無理なくご本人に合った施設を選ぶことができます。
このコラムでは、老人ホームの種類ごとの入居条件と、施設選びで押さえておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。
<このコラムでお伝えしたいこと>
□老人ホームの入居条件は、年齢・要介護度・認知症の有無・医療的ケア・保証人・費用の6つ。
□条件は公的施設・民間施設で異なるため、ご本人の状態と照らし合わせて確認する。
□要介護度が低い・認知症がある・保証人がいない場合でも対応できる施設はある。
□6つの条件に加え、介護体制や医療連携、住環境なども確認する。
□介護付有料老人ホームは要介護5・看取りまで対応できる施設も多く将来の変化にも備えやすい。
<もくじ>
老人ホーム選びで確認する「入居条件」
老人ホームごとの入居条件
老人ホームの入居条件で「あきらめがち」なポイント
介護付有料老人ホームを検討するメリット
人にやさしいケアと科学的介護「アズハイムの介護付有料老人ホーム」
まとめ
Q&A|老人ホームの入居条件について
老人ホーム選びで確認する「入居条件」
老人ホーム選びでまず確認しておきたいのが、「年齢」「要介護度」「認知症の有無」「医療的ケアの必要性」「保証人」「費用」という6つの基本的な入居条件です。
この6つを把握しておくことで施設ごとの違いが整理しやすくなり、資料請求や見学、入居相談もスムーズに進められます。

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入居条件の確認「その1.年齢」
老人ホームの入居条件として、多くの施設では「60歳以上」や「65歳以上」といった年齢の基準が設けられています。さらに、施設によっては介護保険の認定を受けていることも入居の条件となります。
介護保険の対象となるのは、65歳以上で要支援・要介護の認定を受けた方、または40〜64歳で若年性認知症や脳血管疾患などの特定疾病により介護が必要と認定された方です。
また、年齢の基準は施設の種類によって異なります。特別養護老人ホームなどの公的施設では、原則65歳以上かつ要介護3以上といったように、年齢と要介護度の両方が入居の条件となります。一方、民間の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、施設ごとに独自の年齢基準が設けられています。
そのため、ご本人の年齢だけで入居の可否を判断せず、介護保険の認定状況と希望する施設の入居基準をあわせて確認することが大切です。

入居条件の確認「その2.要介護度」
入居に必要な要介護度は、施設の種類によって異なります。
「介護付有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」などでは、自立や要支援の方でも入居できる場合があります。
一方、「特別養護老人ホーム」では原則として要介護3以上、「介護老人保健施設」や「介護医療院」では要介護1以上が入居の条件となっています。
<介護保険の認定が「入居必須条件」となる施設>

入居条件の確認「その3.認知症の有無」
認知症の方でも入居できる老人ホームはあります。
代表的なのは、少人数で共同生活を送る「グループホーム」や、介護体制が整った「介護付有料老人ホーム」です。ただし、徘徊や昼夜逆転、介護への拒否といった症状の程度や、医療的ケアの必要性によって、受け入れの可否は施設ごとに異なります。
入居を検討する際は、ご本人の具体的な症状を施設に伝えたうえで、対応が可能かどうかを確認しましょう。
入居条件の確認「その4.医療的ケア」
老人ホームは医療機関ではないため、対応できる医療的ケアの範囲は施設ごとに異なります。たとえば、インスリン注射には対応できても、夜間のたん吸引は難しいといったケースもあります。
医療的ケアへの対応力が比較的高いのは、医師が常勤している介護老人保健施設・介護医療院などです。介護付有料老人ホームも24時間看護師が常駐している施設もあるので、夜間の医療的ケアにも対応できる施設もあります。
日常的に医療的ケアが必要な方は、看護師の配置時間、協力医療機関の有無、緊急時の対応体制を事前に確認しておきましょう。
入居条件の確認「その5.保証人」
多くの老人ホームでは、入居時に保証人や身元引受人を立てることが求められます。
保証人の主な役割は、月額利用料の支払いに関する連帯保証、緊急時の連絡窓口、医療や看取りに関する意思決定の代行、退去時の手続きなどです。
近年は、ご家族が遠方に住んでいたり身寄りが少なかったりと、保証人を立てにくいケースも増えています。そのような場合は「保証会社(身元保証サービス)」を検討します。法人として保証人・身元引受人の役割を代行するサービスで、利用できる施設も広がっています。
また、「成年後見制度」の利用により入居に対応している施設も一部あります。ただし、成年後見人は財産管理や契約手続きの代行は行えますが、法律上「保証人・身元引受人」そのものにはなれません。債務の連帯保証や医療方針の決定などは成年後見人の役割に含まれないため、成年後見人がいる場合でも、別途保証人を求める施設が多いのが現状です。成年後見制度は保証人の完全な代替にはならない点に注意が必要です。
保証人を立てることが難しい場合は、保証会社や成年後見制度それぞれの役割の違いを理解したうえで、希望する施設がどのような対応をしているか、事前に確認しておくことが大切です。
入居条件の確認「その6.費用」
費用は、入居の可否だけでなく、入居後も安心して暮らし続けられるかを左右する大切な条件です。
確認しておきたいのは「入居一時金」の有無だけではありません。月額利用料に加え、介護保険の自己負担分、医療費、おむつ代、理美容代なども含めた毎月の総額を把握しておく必要があります。
「入居はできたけれど、費用が続かない」という事態を防ぐためにも、年金や預貯金の見通し、ご家族が負担できる範囲を早めに整理しておきましょう。
老人ホームごとの入居条件

老人ホームの入居条件は、施設の種類によって異なります。
これは、施設ごとに担う役割や提供するサービスが違うためです。ここでは、公的施設と民間施設にわけて、それぞれの入居条件とどのような方に向いているかを見ていきましょう。
<こちらもあわせてお読みください>
コラム「介護施設(老人ホーム)10種類の特徴と費用・選び方を解説」
〈公的施設〉

特別養護老人ホーム(特養)の入居条件
特別養護老人ホームは公的な介護施設で、民間施設に比べて費用を抑えやすいのが特徴です。
入居できるのは原則として要介護3以上の方で、在宅での生活が難しくなった中重度の高齢者を支える役割を担っています。要介護1〜2の方でも、やむを得ない事情がある場合は特例的に入所が認められることがあります。
なお、人気が高く入居待ちが発生している施設も多いため、早めの申し込みを検討しておくとよいでしょう。
介護老人保健施設(老健)の入居条件
介護老人保健施設は、リハビリや医療的管理を受けながら在宅復帰を目指すための施設です。
入居の対象は要介護1以上の方が中心で、入所期間は原則3〜6か月程度が目安とされています。そのため、終の住まいとして長く暮らすことを前提に探している方とは目的が異なります。
「退院後すぐに自宅へ戻るのは不安」「まずは生活機能を整えたい」という方に向いている施設です。
介護医療院の入居条件
介護医療院は、長期的な医療ケアと介護を一体的に受けられる公的施設です。
入居の対象は要介護1以上の方で、日常的にたん吸引や経管栄養(チューブを通して栄養を送る方法)などの医療的ケアが必要な方にも対応しています。
医師や看護師が常駐しており、他の介護施設では対応が難しい医療ニーズのある方の生活の場として機能しています。
軽費老人ホーム(ケアハウス)の入居条件
軽費老人ホーム(ケアハウス)は、60歳以上で、身寄りがなかったりご家族の支援を受けることが難しい方を対象とした公的施設です。
所得に応じて費用が軽減される仕組みがあり、比較的低い費用負担で、食事や見守りなどの生活支援を受けながら暮らすことができます。
自立〜軽度の要介護の方が対象ですが、一部には介護サービスを提供する「介護型」のケアハウスもあります。
〈民間施設〉

介護付有料老人ホームの入居条件
介護付有料老人ホームは、施設内で介護サービスを受けられる体制が整った住まいです。
食事・入浴・排泄などの日常的な介護に対応しており、要介護度が上がっても暮らし続けやすいのが特徴です。
入居条件は自立から要介護まで幅広く、施設ごとの基準を満たす方が対象となります。ただし、認知症ケアや医療的ケアへの対応範囲は施設によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
住宅型有料老人ホームの入居条件
住宅型有料老人ホームは、食事や掃除などの生活支援を受けながら、介護が必要になった場合は外部の介護サービスを契約して利用する住まいです。
入居条件はおおむね60歳以上で、自立している方から要介護の方まで入居できる施設もあります。ただし、対応できる介護度や医療的ケアの範囲は施設によって異なります。入居時の状態だけでなく、将来介護が必要になったときに外部サービスをどのように利用できるかも確認しておきましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居条件
サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー設計の住まいで、安否確認や生活相談のサービスなどを受けながら、比較的自由度の高い暮らしができます。
対象となるのは60歳以上の方、または要支援・要介護認定を受けた方です。ただし、あくまで「住宅」という位置づけのため、介護サービスの内容や手厚さは物件ごとに大きく異なります。
将来的に介護が必要になった場合、どこまで対応してもらえるかを事前に確認しておくことが大切です。
グループホームの入居条件
グループホームは、認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。
入居の対象は、65歳以上で認知症の診断があり、要支援2または要介護1以上の認定を受けた方です(要支援1の方は利用できません)。
家庭的な環境で落ち着いて暮らしやすい一方、地域密着型サービスのため、原則として施設と同じ市区町村に住民票があることが入居の条件となります。
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老人ホームの入居条件で「あきらめがち」なポイント
老人ホームの入居条件を調べていると、「うちは入居が難しいかもしれない」と早い段階であきらめてしまうことがあります。
しかし、実際には条件に合う施設が見つかるケースも少なくありません。ここでは、老人ホーム選びで判断に迷いやすいポイントを、よくある誤解とあわせて整理します。
「要介護度が低いと入れない」は一部の施設だけ
要介護3以上が入所条件となるのは、特別養護老人ホームなど一部の施設に限られます。
サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームの中には、自立や要支援の方でも入居できる施設があります。
また、軽費老人ホーム(ケアハウス)も、自立〜軽度の要介護の方を受け入れています。要介護度が低いからといって、選択肢がないわけではありません。
認知症があっても入居できる施設はある
認知症の方を対象としたグループホームはよく知られていますが、受け入れ先はグループホームだけではありません。
介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどでも、認知症の方を受け入れている施設はあります。
大切なのは、「認知症がある」ということだけで選択肢を狭めないことです。徘徊(一人歩き)の有無、昼夜逆転、介護への拒否、見守りの必要度など、ご本人の生活上の具体的な状況を施設に伝えることで、受け入れの可否をより正確に判断してもらえます。
医療的ケアが必要でも、対応できる施設はある
日常的に医療的ケアが必要な場合でも、すぐに老人ホームへの入居をあきらめる必要はありません。
看護師の配置が義務づけられている介護付有料老人ホームや、医師が常勤している介護老人保健施設・介護医療院など、医療的ケアに対応している施設もあります。
ただし、「医療対応可」と案内されている施設でも、対応できるケアの範囲は施設ごとに異なります。服薬管理やインスリン注射には対応できても、夜間のたん吸引や胃ろうへの対応は難しいといったケースもあります。
施設に相談する際は、持病や服薬内容、必要な医療的ケアの具体的な内容、通院の頻度などを伝えるようにしましょう。
費用や保証人に不安があっても、相談先はある
費用や保証人に不安がある場合でも、入居をあきらめる必要はありません。
費用面では、所得に応じて利用料が軽減される軽費老人ホーム(ケアハウス)のほか、生活保護を受けている方の入居相談に対応している施設もあります。
また、介護保険施設を利用する場合は、所得や資産の状況に応じて食費・居住費の自己負担を軽くする「特定入所者介護サービス費(負担限度額認定)」という制度も利用できます。
保証人を立てることが難しい場合は、身元保証サービスや成年後見制度を活用することで入居できる施設もあります。
こうした制度や選択肢は、地域包括支援センターや自治体の福祉窓口で相談すると、ご本人の状況に合ったものを紹介してもらえます。条件に不安があるときほど、一人で判断せず、早めに相談しておきましょう。
介護付有料老人ホームを検討するメリット

介護付有料老人ホームは、施設内で介護サービスを受けながら暮らせる住まいです。
食事・入浴・排泄などの日常的な介護に加え、見守りや生活支援、レクリエーション、機能訓練(リハビリ)まで、ご本人の状態に合わせた幅広いサポートを一つの施設で受けられます。
<こちらもあわせてお読みください>
コラム「介護付有料老人ホームの費用「入居一時金と月額利用料」
介護サービスを施設内で一体的に受けられる
介護付有料老人ホームでは、介護スタッフが24時間常駐し、食事や入浴などの介護を受けることができます。
必要な介護を外部のサービス事業者と個別に契約して手配する必要がないため、ご本人にとってもご家族にとっても、介護の受け方がわかりやすく、状況を把握しやすいのが特徴です。
また、介護サービス費は介護度に応じた定額制のため、利用回数によって毎月の費用が大きく変動することがなく、月々の見通しを立てやすい点も安心材料のひとつです。
要介護度が上がっても暮らし続けやすい
現在は要支援や軽度の要介護であっても、将来的に食事・入浴・排泄などの介助が必要になる可能性があります。
介護付有料老人ホームは原則として要介護5まで対応しており、介護度が上がっても施設を移ることなく暮らし続けやすい点が大きなメリットです。
多くの施設が看取りにも対応しており、「終の住まい」として長く暮らすことを前提に選びたい方にも向いています。今の状態だけでなく、数年後の変化も見据えて住まいを選びたい方に適した施設です。
医療面のサポート体制が整っている
介護付有料老人ホームでは、看護スタッフの配置が義務づけられており、日常的な健康チェックや服薬管理、施設により医療的ケアに対応しています。
さらに、協力医療機関との連携体制が整備されているため、定期的な訪問診療や緊急時の往診、必要に応じた入院の手配なども受けやすくなっています。
施設によっては看護スタッフが24時間常駐し、夜間や急変時の対応が可能な体制をとっているところもあります。日常的に医療的ケアが必要な方は、看護師の勤務時間や夜間の対応体制を事前に確認しておきましょう。
レクリエーションや機能訓練(リハビリ)が充実している
介護付有料老人ホームでは、季節ごとのイベント(お花見・夏祭りなど)、カラオケや手芸などのサークル活動、身体を動かすレクリエーションなど、さまざまな活動が行われています。
こうした活動を通じて、ご入居者同士のコミュニケーションが生まれ、心身機能の維持にもつながります。
また、機能訓練指導員(理学療法士・作業療法士など)の配置が義務づけられており、ご本人の身体状況に合わせたリハビリを受けることができます。日常生活の動作そのものをリハビリと捉える「生活リハビリ」を取り入れている施設もあり、無理なく身体機能の維持を図れる環境が整っています。
家族だけで介護を抱え込まずにすむ
在宅で介護を続けていると、服薬管理や通院の付き添い、夜間の見守り、体調変化への対応など、ご家族の負担は少なくありません。
介護付有料老人ホームでは、こうした日常の介護や生活支援を施設のスタッフに任せることができるため、ご家族だけで介護を抱え込まずにすみます。
困ったときにスタッフへ相談しやすく、転倒や体調の変化にも24時間体制で気づいてもらえるため、ご本人にとってもご家族にとっても安心につながります。
介護離職や介護疲れを防ぐうえでも、検討しやすい住まいのひとつです。
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人によるやさしい介護とデータ活用を両立する「アズハイム」
アズハイムの介護付有料老人ホーム「アズハイム」では、データを活用した科学的なアプローチと、人にしかできない温かく寄り添う介護の両立を目指しています。
健康状態を細かく把握する仕組みと、ご入居者一人ひとりに寄り添う取り組みによって、安心して暮らせる環境づくりを進めています。
老人ホーム選びでは、入居できるかどうかだけでなく、入居後に安心して暮らし続けられるかも大切なポイントです。アズハイムでは、データを活用した見守りと、人によるやさしい介護を組み合わせることで、その人らしい暮らしを支えています。
ご入居者の「自分らしさ」を大切にする
アズハイムは首都圏を中心に、介護付有料老人ホーム、デイサービス、ショートステイを展開しています。
介護付有料老人ホームでは、単に生活の場を提供するだけでなく、ご入居者が「自分らしく暮らし続ける」ことを大切にしています。
ご入居者との日々の会話や生活の中からやりたいことを引き出し、その実現をサポートする「夢を叶えるプロジェクト」にも取り組んでいます。
約200項目のデータを活用した、一人ひとりに合わせた介護
アズハイムのすべてのホームでは、介護サポートシステム「EGAO link®」を導入しています。
「EGAO link®」では、ご入居者ごとの状態に合わせたアラート設定により、転倒リスクの早期察知や未然防止をサポートしています。
また、食事・排泄・水分・運動量など約200項目のデータを蓄積・活用することで、体調変化の早期把握や脱水リスクへの先回り対応、睡眠状態の改善など、介護の質向上につなげています。
平均の薬剤使用数は5.4剤で、日本老年医学会が推奨する「6剤以下」という基準も満たしています。
また、入院率が大きく低下していることからも、日々のデータモニタリングによって体調の変化を早期に発見し、予防的なケアが機能していることがうかがえます。
こうした結果は、「施設に入ると体が弱ってしまうのではないか」という不安に対して、アズハイムの現場では安心していただける環境が整っていることを示す一つの指標になると考えています。
さらに、「EGAO link®」の活用により、記録や情報共有の効率化が進み、ご入居者と向き合う時間の創出にもつながっています。
データを活用した見守りと、人によるやさしい介護の両立こそが、アズハイムの大きな特徴です。
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まとめ
老人ホームの入居条件は、年齢・要介護度・認知症の有無・医療的ケア・保証人・費用の6つが基本です。
これらの条件は施設の種類ごとに異なるため、まずはご本人の状態とご家族の希望を整理し、施設側が対応できる範囲と照らし合わせることが施設選びの第一歩になります。
「要介護度が低い」「認知症がある」「医療的ケアが必要」「保証人がいない」といった事情があっても、対応できる施設は見つかる可能性があります。条件に不安があるときほど、早めに施設や地域包括支援センターなどの相談窓口に問い合わせてみましょう。
<こちらもあわせてお読みください>
コラム「【よく分かる】老人ホーム入居までの流れと対策」
Q&A|老人ホームの入居条件について
Q1.老人ホームの入居条件は何を確認すればよいですか?
A.年齢・要介護度・認知症の有無・医療的ケア・保証人・費用の6つが基本です。まずこの6点についてご本人の状況を整理すると、入居できる施設の候補を絞りやすくなります。
Q2.65歳未満でも老人ホームに入れますか?
A.施設によっては可能です。
40〜64歳の方でも、若年性認知症や脳血管疾患などの特定疾病により要介護認定を受けている場合は、入居を検討できることがあります。また、民間の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では「60歳以上」を基準としている施設もあります。
Q3.要介護度が低くても入れる老人ホームはありますか?
A.あります。
介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、軽費老人ホーム(ケアハウス)などでは、自立や要支援の方でも入居できる施設があります。要介護3以上が条件となるのは特別養護老人ホームなど一部の施設に限られます。
Q4.認知症があると入居は難しいですか?
A.認知症があっても入居できる施設はあります。グループホームのほか、介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームでも認知症の方を受け入れている施設があります。大切なのは、症状の程度や生活上の具体的な状況と、施設の認知症ケア体制が合っているかどうかです。
Q5.医療的ケアが必要でも老人ホームに入れますか?
A.施設によって対応できる範囲が異なります。インスリン注射、胃ろう、たん吸引などが必要な場合は、看護師の配置時間、夜間の対応体制、協力医療機関の有無を事前に確認しましょう。介護付有料老人ホームや介護医療院など、医療的ケアが対応可能な施設もあります。
Q6.保証人がいないと入居できませんか?
A.必ずしもそうではありません。身元保証サービス(保証会社)を利用することで入居できる施設が増えています。成年後見制度の活用に対応している施設もありますが、成年後見人は保証人の完全な代替にはならないため、施設ごとの対応を事前に確認しておきましょう。
Q7.老人ホームの費用はどこまで確認すればよいですか?
A.入居一時金や月額利用料だけでなく、介護保険の自己負担分、医療費、薬代、おむつ代、理美容代、日用品代なども含めた毎月の総額で確認しましょう。年金や預貯金で無理なく支払い続けられるかを長期的な視点で検討することが大切です。
Q8.介護付有料老人ホームはどんな人に向いていますか?
A.日常的な見守りや介助が必要な方、将来の健康状態の変化に備えておきたい方、ご家族だけで介護を続けることに不安がある方に向いています。要介護5や看取りまで対応している施設が多く、「終の住まい」として長く暮らしたい方にも適しています。
Q9.老人ホームを見学するときは何を確認すればよいですか?
A.スタッフの対応や雰囲気、居室・共有部の清潔感、食事の内容、レクリエーションの頻度、夜間の見守り体制、医療機関との連携、リハビリ体制などを確認しましょう。可能であれば、時間帯を変えて複数回見学すると、施設の日常の様子がよりわかりやすくなります。
Q10.老人ホーム探しはいつから始めるべきですか?
A.介護が本格化してからではなく、少し不安を感じた段階で情報収集を始めるのがおすすめです。早めに動くことで、資料の比較や見学に十分な時間をかけられ、ご本人やご家族の希望に合った施設を落ち着いて選ぶことができます。

<参考文献>
厚生労働省「介護保険とは」
厚生労働省「特別養護老人ホームの重点化について」
厚生労働省「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」
国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅制度について」
