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2020年08月20日

#研修

【レクリエーション委員会】各ホームのレクの取り組みを共有することで、自ホームのレクの活性化につながります。

介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営するアズパートナーズでは、2020年8月4日に本社(東京都千代田区)にいる研修チームの講師と、各ホームにいるレクリエーション委員をzoomでつなぎ「レクリエーション委員会」を行いました。

毎日行われているレクリエーションはレクリエーション委員が中心となり、開催しています。
ホーム横断のレクリエーション委員会を行うことで、自ホームのレクリエーションをより良いものにしていくことができます。

今回は大きく2点の項目について委員会を開催しました。

▶︎イベントの年間計画・ホーム間での委員会の活動状況・おすすめレクリエーションの共有
▶︎レクリエーションの充実を図れるように質を考える

年間計画については、前回の委員会でたてた計画の実施報告という予定でしたが、新型コロナウィルスの影響があり、予定していた内容と異なってしまったもの、実施できなかったものなどがありました。

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レクリエーション委員会の目的は、「レクリエーションの充実を図り、ご入居者の生活の質の向上につなげること」です。

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レクリエーションの重要な役割の1つに、リハビリテーションの要素が含まれています。

心身機能が低下している、病気や事故の後遺症がある、先天性の障害がある、そのような方々が「リハビリテーション」「残存能力の維持・向上」をはかり、自立した生活を送ることができるようにサポートします。

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機能訓練を続けることは、もちろん身体機能維持につながりますが、ただ「訓練をしている」だけでは自発性に欠き、リハビリテーションへの意識が低い方には長続きしづらいという側面があります。

だからこそ、レクリエーションで「訓練」という意識をもたず、遊びながら楽しんでリハビリテーションと同じ身体的効果を得られるよう、多職種で連携することが重要です。

レクリエーションを行う上で、ポイントは3つあります。

【健康の維持・増進の視点】
▶︎外出や趣味活動により身体の活動性が高まるとともに、肥満や高血圧といった生活習慣病の予防にもつながっていく。
【身体機能の維持の視点】
▶︎特段の障害(麻痺等)がなくても、加齢に伴い徐々に低下していく身体機能を、高い水準で維持することにつながる。
【一時的機能低下の改善の視点】
▶︎転倒や風邪などにより一時的に身体機能が低下しても、日常生活に活動性を取り戻すことで身体機能の改善が期待できる。

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各ホームで実際に行なったレクの写真を共有!イメージが湧きやすいですね。

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研修参加者の声

◆他ホームで紹介していたレクリエーションを、自ホームで取り入れたいと思いました。
◆レクリエーションの素材案をSNSから学んでいることに驚きました。
◆目的・効果を明確にすると次回の参加、自主活動にも繋がる事が大きな学びとなりました。
◆暦表にも目的を提示してみようと思いました。
◆日頃行っているレクでも、少しの工夫で面白みが生まれると感じました。何となく行うのではなく、何のために行うのかを意識して効果が発揮されるようにしていきたいです。
◆多職種との連携もレクリエーションに取り入れていきたいです。

研修担当者の声

感染症の流行ばかりを理由にせずに、今の状況下の中で自分たちが出来ることを考え、集団レクリエーション、個別アクティビティの充実化が求められているという事を再度認識する時間として設定いたしました。
「ただ単に何となく実施する」だけでは、多くの満足感や効果は生まれないのと、スタッフがレクリエーションの時間をやり通した!というようなエゴで終わってしまうのは残念な結果です。
そうならない為にも、一緒に楽しみ、盛り上げていくということは重要です。
ですが「何のために、どのような効果を狙って行っているのか?」という目的と効果に注目することも大切です。スタッフ間だけでの認識ではなく、ご入居者にもお伝えします。そして、多職種とコラボレーションをしてレクリエーションの質を高めて実施してほしいです。
目的がはっきりして、納得・同意が得られると人は行動に移ります。ご本人の集中や意欲だけでなく、次回の参加率にも繋がっていくかと思います。
いくつかのホームから、実施しているレクリエーションのおススメの共有がありましたが、多くの研修参加者から、共有できてよかったとフィードバックをもらっております。その中で私自身も新たなる発見となったのが、レクリエーションの素材案がSNSからも得られるという事でした。
次回の委員会での、自ホームのおすすめレクリエーションの共有も楽しみにしています。

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