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 2019-11-01

【AH中浦和】ラウンド研修(レベル2)「疾患の理解-認知症」「看取りの介護」が行われました。

2019年10月21日、埼玉県さいたま市桜区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム中浦和では、ラウンド研修(レベル2)が行われました。
今回学ぶ内容は、「疾患の理解-認知症」「看取りの介護」です。

代表的な認知症としてアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症があり、これらについて理解を行っていきました。
そして、最期を迎えるご入居者が、それまでをどのように生活していきたいのか、どのように最期を迎えたいのか、ということにケアスタッフとして最期まで考え関わってもらうために、「看取りの介護」も学びます。

認知症の定義(介護保険法第5条の2)

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「 脳血管疾患、アルツハイマー病その他、後天的な要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態をいう。」
『認知症』であっても、症状の現れ方は人それぞれ違っています。それは、原因疾患の病理差異があること、さらに、一人ひとりの個性が症状に反映するものだからです。しかし、すべての認知症に共通することとして、認知症の症状は脳の器質的な変化に起因するものであり、多かれ少なかれ発現する症状がある、ということが言えます。

4大認知症の理解

【1】アルツハイマー型認知症
アルツハイマー病を原因疾患とする認知症です。約20年間の無症状期があり、その後、約5年間のMCI 期(軽度認知障害)を経て認知症を発症してからをアルツハイマー型認知症といいます。

【2】レビー小体型認知症
レビー小体という異常構造物が大脳、脳幹部、 抹消自律神経系にまで広く異常沈着することを原因とします。認知障害だけでなく、パーキンソン症状などの運動障害、便秘や立ちくらみなどの自律神経症状など多彩な症状がみられます。

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【3】前頭側頭型認知症
アルツハイマー型以外で前頭葉と側頭葉が障害されて起こる認知症の疾患群である前頭 側頭葉変性症(FTLD)の一つです。理性的・社会的な振る舞いができなくなり、人格変化や様々な行動障害・言語障害が現れるようになります。

【4】脳血管性認知症
脳血管疾患を原因疾患とする認知症です。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行していきます。多発性脳梗塞など、小さな脳梗塞が何度も起きている場合、脳梗塞が起きる度に症状が悪化していきます。また、障害を起こした脳の部位によって症状が変わります。

終末期のケアでは、ご入居者のケアだけでなくご家族のケアも重要な要素となります。

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終末期にある方の多くは、身体的・心理的・社会的・霊的苦痛が複合的に絡み合った全人的痛み(トータルペイン)を持っています。
この複合的な苦痛を緩和し、ご本人がどのように生活したいか、どのように生きたいかを優先的に考え、生活の質や人生の質を高められるよう支援するのが終末期ケアで介護職に求められる役割であるといえます。
そして、ご家族ができる限り今までの生活を続けながらご本人と関わり、納得のいく看取りができるよう支援することが大切です。

ご家族への支援の中には、ご入居者が亡くなった後の遺族ケア(=グリーフケア)を含みます。死別後のご遺族が悲嘆作業・喪の作業(=グリーフワーク)を十分に行い、新しい出発ができるように支援することも介護職の重要な役割であるという認識が必要です。

終末期のからだのケア

人間は、亡くなる数週間前から看取りに至るまで、様々な症状や徴候が見られます。
ご本人の身体的変化に対して、介護職が何ら気づくことができずに見逃してしまったり、逆に逐一慌てていては、ご本人もご家族も不安が大きくなります。
ご本人、ご家族に少しでも安心してより良い最期の時を迎えていただくために、介護職には終末期に現れる様々な症状、徴候、変化を知り、落ち着いて対応することが求められます。

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終末期のケアは、チームケアが原則です。医療ニーズを基盤に介護ニーズ、家事ニーズ、そして生活を豊かにするニーズがあります。これらのニーズを満たすためにも、多職種がチームを組んで ケアにあたる必要があります。
また、全人的な痛みを感じているため、医師や看護師などの医療職と介護職などの福祉職、その他にもこころのケアができる専門職、ボランティアといった様々なメンバーがチームとなってサポートできる体制を整えることが大切です。

研修参加者の声

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■認知症の方へのアプローチの仕方をもっと工夫してみようと思いました。
■忙しい時にゆっくりと話をしたり聴くことが出来ていないが、わずかな時間の中でもご入居者に寄り添ったケアが出来ればよいと思いました。
■認知症の症状等を把握してご家族に聞かれたことに対して返答が出来るように日々勉強していこうと思います。
■中核症状や認知症の特徴が混ざって覚えてしまっている箇所もあることに気づきました。

■看取りは何度対応してもこれで良いと思うことはないので、できる限りのことをチームで行っていきたいです。
■終末期に出るサインが全て出るわけではないので、1つでも多く把握しておきたいです。
■看取り対応をしたスタッフのフォローも必要に応じて行っていきたいです。
■最期まで自分らしく生きるためには、を考えていきたいと思いました。

研修担当者の声

中核症状や認知症の特徴を知り、ご入居者が取られる行動の意味を探っていただきたいです。自分に置き換えてお気持ちを想像していただくと、認知症の方のとる行動に共感できることもあるかと思います。そこをチームで考え共有して、さりげないお声がけや関わり方をすることによってご入居者の心地よさに繋がっていくと思うので、考えてほしいです。たとえ、認知症があったとしてもアズハイムが心地よい快適な住空間と感じる場所となると、ご入居者も安心してその方らしい暮らしを提供できるのではないでしょうか。

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終末期にある方の多くは、身体的・心理的・社会的・霊的苦痛が複合的に絡み合った全人的痛み(トータルペイン)を持っています。そして死に直面するご入居者、ご家族は死に対する不安を少なからずお持ちです。その辛さ、苦しみを共有して緩和できるような関わり方をして頂きたいです。
看取りケアはスタッフ一人ではできないですし、介護職だけでも成り立ちません。多職種協同・連携が必要不可欠となります。最期の最期までの関わりを大切にしていくと、アズハイムを選んでよかったと思っていただけますし、ホームスタッフのやりがいにもつながります。

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