見学・資料請求・
お問い合わせ
Click

ブログ

2019年10月19日

#研修

【フォローアップ研修】新卒1年目のスタッフ27名へ、フォローアップ研修を行いました。

2019年10月9日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営する株式会社アズパートナーズ本社にて、新卒1年目のスタッフを対象としたフォローアップ研修を行いました。

今回の研修内容は以下となります。
「介護保険法―アズハイムの役割の確認」
「シニアサービス理念―サービスの基本方針の確認」
「5本の柱―アクティビティ」
「レクリエーシについて」

介護保険法を学ぶ。

{$block_img_1_alt}

特に大事なのが、この第一条です。

「この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が「尊厳」を保持し、その有する能力に応じ「自立」した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」

介護保険事業者にとって最も根本にある基本的な考え方です。

サービス(ケア)の基本方針「シニアサービス理念」を学ぶ。

「豊かな暮らしを最後まで、自分らしく自分の力で」
これが、私たちアズハイムが掲げる「シニアサービス理念」です。
このために、以下の「5つの誓い」を理解して実践する必要があります。

『お客様第一主義の精神』
ご入居者に主体的な決定権があるという利用者主体の考え方であり、ご入居者の自己決定の尊重が非常に重要です。

『精神的なサポート』
単なる身体的サポートを行うにとどまらず、「寄り添いともにいる者」であることが求められています。

『安心・安全の暮らし』
ホームがご入居者にとって生活の場であることを十分に理解し、安易な身体拘束や虐待が行われないよう取り組んでいくことが求められています。

『快適な住空間を提供』
高齢者自身が自尊心を保ち、誇りを持って生活できる空間を提供することが求められています。

{$block_img_1_alt}

『いつまでも自分らしい生活』
ご入居者はそれぞれに生活経験に裏付けられた習慣、文化、価値観があり、それらは実に多様です。目の前にいるご入居者を、「現在」だけでなく、「過去―現在―未来」のつながりの中で捉え、その人らしい生活とは何かを常に追求し続けることが大切です。

「レクリエーション・アクティビティ」は、ご入居者の「生活の質の向上」のために必要なことです。

{$block_img_1_alt}

「健康の維持・増進」→身体を動かす機会をもうけることで、生活習慣病の予防に。
「身体機能の維持」→加齢に伴い徐々に低下していく身体機能の維持。
「一時的機能低下の改善」→一時的に身体機能が低下した場合の、身体機能の改善。
「活動意欲」→一人ひとりの嗜好に合わせた活動を実現することは、アズハイムの運営方針「生きがい・やりがいのある暮らし」や、「豊かな暮らし」という理念に通じます。

{$block_img_1_alt}

レクリエーション・アクティビティは、人間の社会的欲求・知的(心理的)欲求・身体的欲求を満たす要素を持っています。
余暇(自由時間)を活用して、好きなことをして過ごすのは当たり前のように思われますが、障害のある高齢者の場合、疾病や障害で思うように身体面や精神面で活発に活動できず、楽しむことが出来ない場合もあります。障害を持つ高齢者にとってレクリエーション・アクティビティは、生活全体の改善・活性化へ導くという役割も期待されています。

研修参加者の声

■忙しい時に、ケアに丁寧さが欠けてしまったり、報連相がおろそかになってしまっていることがあります。改めて原点であるシニアサービス理念を振り返る機会が持てて良かったです。
■アクティビティが、生きがいややりがいにつながるものであることを学べました。楽しさだけではなく、役割を担っていただくこともこれから意識したいと思います。
■他ホームで行っているレクリエーシを知ることができて、参考になりました。自分のホームでも提案してみたいと思います。

{$block_img_1_alt}

■自分はまだまだ担当のご入居者をしっかり知れていないなと感じました。事前調査シートなどを再確認して、その方にとって話やすい話題を増やしたいです。

研修担当者の声

{$block_img_1_alt}

新卒1年目、現場で働き始めて約半年たったスタッフの皆さんと、今一度、「そもそも介護とは?」「大切にすべきこととは?」という、基本的なこと、でも何よりも大切なことを振り返る機会を設けました。少しずつ現場での動きに慣れて、視野が広がると同時に、ご入居者との関わりで楽しさも苦労も実感する機会が増えてきます。どんな時も、「大切にすべきことは何か」を考えながらサービスを提供できるようになってほしいと思います。

アクティビティは、アズハイムが大切にしているサービスの柱の一つです。単純に「楽しい」ことはもちろん大切ですが、その楽しさがご入居者にとって「意欲・活力」になるよう企画・実行されてこそ、アズハイムの「アクティビティ」です。それぞれが持っているアクティビティの材料を、目的とともに共有し、お互いに引き出しを増やしていける環境を作っていきたいと思います。

新着記事