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アズハイム横浜東寺尾

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アズハイム横浜東寺尾

2019年06月21日

#研修

【AH横浜東寺尾】「感染予防 食中毒・緊急時の対応(ラウンド研修Level2)」に関する研修を行いました。

2019年6月10日、神奈川県横浜市鶴見区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム横浜東寺尾では、スタッフ3名へのラウンド研修(Level2)が行われました。
今回のテーマは、「感染予防 食中毒」「緊急時の対応」です。
これから夏にかけて気を付けていかなくてはならない食中毒は、正しい知識をもつことでホーム内の感染拡大を防ぎ、シニアサービス理念にある通り「快適な住空間を提供」します。
緊急時の対応については、ホームのご入居者に急変があった際に慌てずに迅速に対応できるよう、事前に確認するべき知識を学びました。

食中毒予防の3原則とは?

【清潔・迅速・加熱】
これらを守り、細菌をつけない・増やさない・死滅させることが大切です。
感染予防対策は、特定の時期だけでなく、通年を通して心掛けることが大切です。

夏場に最盛期を迎える細菌
→O157、サルモネラ、黄色ブドウ球菌等

冬場に最盛期を迎える細菌
→ノロウイルス等

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日頃から感染対策を意識したケアが重要です。

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「介護現場における「1ケア1手洗い」の徹底、標準予防策の徹底」
感染の予防方法で最も効果的なのは、手洗いです。泡立てた石けんで充分に手洗いをすることで、手指の脂肪を取り除き、ウイルスをはがしやすくします。外から戻った際はもちろんのこと、食事の前やトイレの後などの手洗い励行が、非常に重要です。特に排泄物や嘔吐物を処理する場合は、手袋を着用していたとしてもウイルスへの感染の有無にかかわらず、充分な手洗いをする習慣を日頃から身に付けておきましょう。

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他にも、「ご入居者の既往歴・現病歴・内服薬の把握」「ご入居者の栄養状態の把握、日頃の食事摂取状況や体重の把握」「感染症の早期発見・早期対応」「スタッフ自身の健康管理」があります。
介護職が自分自身の健康管理をしっかり行うことは専門職として基本であるだけでなく、自分が感染症発症やまん延の原因となってしまうことを防ぐことであり、このような認識を持つことが重要です。抵抗力・免疫力を高めることで感染症を寄せつけない努力も行っていきましょう。

高齢者は抵抗力・免疫力が低下しており感染しやすく、感染症を発症すると拡大しやすい状態です。そのため、どんな場合でも感染対策を意識したケアが大切になってきます。感染症の早期発見は、重症化を回避できる可能性を高め、感染症の拡大予防にもつながります。

【標準予防策:スタンダード・プリコーション】を学ぶ。

感染対策の1つに標準予防策(スタンダード・プリコ―ション)があります。スタンダード・プリコ―ションとは、『「すべての患者(ご入居者)の血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、患者や医療従事者による感染を予防するための予防策(標準予防策)』のことです。 感染症の有無を問わず、すべてのご入居者を対象に実施します。具体例として、援助毎の手洗い、ディスポグローブ・マスク・必要に応じた予防衣の着用、使用したリネンの消毒、環境の整備等が挙げられます。

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緊急事態に素早く適切に対処できるようにするために大切なこととは。

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高齢者あるいは終末期を過ごしている方を対象にした施設では、緊急事態が起こることは珍しくありません。緊急時とは思いもよらないところで突発的に起こるものです。どんなに冷静に対応しようとしても、緊急事態の対応はスムーズにいかないこともあります。

スタッフは緊急事態が起きたとき、素早く適切に対処できるようにするために、事前に予測される状況を考えておくことや連絡体制を把握しておくことが大切です。

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日頃からできることは、ケアを行う際に「何か変わった事は無いか」「いつもと違う様子はないか」と注意深く観察することです。例えば、意識がいつもよりはっきりしない、皮膚に今までなかった発赤が見られる、などです。心身の状態をよく観察しないと重大な危機を見逃す恐れがあります。様子観察は、ご入居者に変化がある場合に医師や看護師に報告し、体調の変化・悪化に早期に気づき対応するという大切な意味があります。速やかに対応できるように、日頃から報告ルート報告内容の把握を心掛けることが大切です。

研修参加者の声

■実際に緊急時の経験をしたことがないので、実際に対応する事になったら行えるか怖いと感じてしまいます。その為、ご入居者の既往歴・現病やADL、緊急連絡先などを事前に理解しておくこと、顔色や呼吸・脈等の確認も行えるようにならなければならないと感じました。

■ホームで管理しているご入居者の緊急時用の情報用紙を活用する事、日ごろからご入居者の様子を知ることが大切である事を改めて理解できました。

■食中毒は感染予防も大切ですが、感染後に適切に対応を行い拡大を防ぐことも大切だと再認識できました。看護スタッフと連携しながら予防に取り組んでいきたいと思います。

研修担当者の声

普段当たり前とされている「手洗い」や「消毒をする」といったこと、また自宅でも調理器具などを清潔にしたり、外食する際には特に生ものに注意する必要があると再認識できたようです。

そして何よりも、感染を予防する上で自分自身の免疫力・抵抗力を高めることが大切です。各自どんな生活習慣を心がけているか発表して頂きましたが、「運動」「睡眠」「食事」「ストレスをためないようにする」と意見が出ました。そして“笑顔”は免疫力を高めると言われています。アズハイムには「どんな時でも絶対笑顔」と接遇標語がありますので常に笑顔で過ごしたいですね。今後の生活の見直しということで、元気なスタッフの健康の秘訣を共有できた内容となりました。

食中毒の対応でも共通して言えることですが、「何か変だな」「いつもと様子が違うな」ということにすぐに気付けるかが重要です。病歴や現病・内服薬を知識として知ることはもちろんですが、ご入居者お一人お一人に興味・関心を持つことで、状態が悪化する前に対応できることも多くあります。忙しい中でもご入居者の生活へ入っていき、ご入居者目線に立てるスタッフになってほしいですね。

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