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 2018-10-09

【AH千葉幕張】10月のラウンド研修レベル2は、「発達と老化の理解」「疾患の理解-認知症」です。

2018年10月4日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム千葉幕張では、ラウンド研修レベル2という研修が行われていました。この日の参加者は5名。
研修内容と、研修風景を写真でご紹介します。

老化に伴う心理・行動の変化を理解する。

一般的な「高齢者」のイメージは、同じような性格、病弱、介護を必要としている、となりがちです。このような「高齢者とは~だ」という一律な考え方はステレオタイプと呼ばれ、一人ひとりの高齢者への理解の妨げになる場合があります。集団生活を営む場で高齢者の生活を支える介護職は、生物学的な老化の程度には個人差があること、また、老化の社会的側面にはその人が経験してきた生活状況、社会的役割、人間関係が大きく影響するため、個人差が大きいという事をしっかりと理解しておくことが大切です。

それと同時に、老年期が様々な喪失体験に直面しやすい時期であることへの理解も重要です。喪失体験は、意欲の喪失や引きこもり、抑うつ状態のきっかけになったり、不眠などの身体症状を引き起こすこともあります。喪失体験そのものは避けられないものですが、だからこそ介護職には高齢者がそれを乗り越え生活を再構築していけるよう寄り添った支援を提供していくことが求められます。

老化に伴う身体機能の変化を理解する。

老化に伴い、身体機能も個人差はあるものの低下していきます。求められる対応・配慮を考えていくことが介護職に求められる役割の一つでもあります。老化に伴う変化の全般的な傾向として、予備力の低下→大きな負荷がかかった場合に回復しづらくなる、ホメオスタシス(恒常性の維持)の低下→熱中症や脱水症を起こしやすくなる、免疫機能の低下→感染症に患し重症化しやすくなる、といった変化があることを理解しておくことが、適切な生活支援につながります。

高齢者の身体的な変化の中でも、骨・運動器系の変化は転倒や骨折という重大な結果を引き起こし、日常生活に大きな影響をもたらす可能性があります。高齢者の骨折の原因のほとんどが転倒と骨粗鬆症によるものであるとされています。介護職には、高齢者にとって、骨折が容易に引き起こされるものであり、そこから生じる療養生活がその後の生活・人生を大きく変容させるリスクを伴うものであることを十分に理解した上で、安全面にも十分に配慮しながら生活を支援していくことが求められています。

認知症を理解する。

認知症の定義(介護保険法第5条の2)
「 脳血管疾患、アルツハイマー病その他、後天的な要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態をいう。」

代表的な認知症としてはアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症が挙げられます。
同じ「認知症」であっても、症状の現れ方は人それぞれ違っています。それは、 原因疾患の病理差異があること、さらに、一人ひとりの個性が症状に反映する ものだからです。

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ご入居者がたとえ認知症であっても、アズハイムという住まいを「安心・安全」で「快適な住空間」だと感じていただくよう支援していくこと、アズハイムという活動場所を「楽しめる場所」として認識していただくよう支援していくことは、私たちの使命です。

記憶の仕組みと認知症による影響を理解する。

人間の記憶は、 記銘(学習する・覚えこむ)→ 保持(忘れないようにしまっておく)→ 想起(思い出す)という段階をたどって処理されています。
厚生労働省では、関心のあるものを一時的に捕える器官である海馬を「イソギンチャク」、重要な情報を頭の中に長期に保存する機能を「記憶の壺」にたとえ、認知症による記憶障害を以下のように説明しています。
人間には、目や耳が捕らえたたくさんの情報の中から、関心のあるものを一時的に捕らえておく器官(海馬、仮にイソギンチャクと呼ぶ)と、重要な情報を頭の中に長期に保存する「記憶の壺」が脳の中にあると考えてください。いったん「記憶の壺」に入れば、普段は思い出さなくても、必要なときに必要な情報を取りだすことができます。認知症になる と、イソギンチャクの足が病的に衰えてしまうため「壺」に納めることができなくなります。新しいことを記憶できずに、さきほど聞いたことさえ思い出せないのです。さらに、病気が進行すれば「壺」が溶け始め、覚えていたはずの記憶も失われていきます。

参加者の声

■心身機能に合わせたケアを考えることが大切だということがわかりました。
■老化の個人差はそれまで生きてきた社会的役割、人間関係等が大きく影響しているため、その上で精神面・身体機能の変化の両側面からのケアが必要と改めて学びました。
■老年期の喪失体験がご本人にとってどれだけ苦痛が伴い、心身に影響を与えるのか、ご本人の気持ちになって寄り添い、考え、皆で共に考える大切さを学びました。
■生活に意欲を持っていいただくために、ケアする側の重要性を感じて今よりもより工夫が必要だと感じました。
■認知症ケアはまずシンプルに寄り添うことからという言葉が胸に響きました。日々ケアでかかわっていると1.生活歴、2.その方の性格、3.社会的心理を意識することが薄くなってしまっていましたが「その人らしさ」を常に心がけ関わりたいと考えます。
■認知症の周辺症状についてはその方に寄り添った対応をすれば症状が落ち着いたりする事もあることを学びました。
■介護職という専門職からみたアプローチの仕方を考えさせられました。
■認知症の方の世界観を理解し、お一人お一人の支援を考えていくことが大切。
■認知症のご入居者が、なぜその行動をとるのか否定的に捉えるのではなく、その原因となることを考えて対応することが、安心されることに繋がると学びました。

研修担当者より

ご入居者をケアする際は「その人らしさ」が大切にされます。言葉で「その人らしさ」を話すのは簡単ですが、実際に行うとなると、一人ひとりに今までの生活で培われてきた性格や価値観があり簡単にはいきません。しかし、アズハイムに来てよかったと思って頂くためにはこの考えはとても重要なポイントとなります。
今までの生活の中で障害を持たれた方へのアプローチとして、障害を持たれた方への社会背景や種類を学び、その方がどのような思いでいるのか、どこに不便を感じているのか、何を望んでいるのか、その方々が見えている世界観が共感できる研修内容を通じて認識のズレや寄り添える視点を学んでいただきました。
認知症ケアにおいては代表とされている認知症の種類や中核症状・周辺症状の関係性を学び障害の研修と同様に自分に置き換えた場合、どのようなところで困り、なぜそこが難しいのか、うまくできないのか、そして自分だったらどのような事を望みたいのか等を深く学んでいただき、認知症の方の思いや感情、価値観へ寄り添うことの大切さを伝えました。
認知症ケアについては、ケアの仕方が日々見直されている現状があります。ご入居者をとりまく内外の環境や疾患等の中で生活の張りを持っていただくため私自身も継続的な研鑽努力が必要と感じています。

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