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 2018-09-19

【AH横浜東寺尾】9月のラウンド研修■介護過程・虐待防止

2018年9月4日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム横浜東寺尾では、ラウンド研修レベル2が行われました。

2017年5月よりスタートしたラウンド研修で、先期はレベル1を全従業員を対象に行いました。そして、テストに合格した人が今期よりレベル2の受講となります。職種、資格、経験年数に関係なく、レベル1の研修を受講し、テストに合格したらレベル2に進みます。

介護過程(介護上の課題を達成していく際のプロセス)の理解。

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具体的には、アセスメント(情報を収集・分析し、解決すべき課題を把握すること)→計画→実施→評価のサイクルを繰り返すことを言います。介護職には、ご入居者が望む「より良い生活」「より良い人生」を実現・継続するために、専門知識を活用した客観的で科学的な思考過程に基づき、根拠ある支援をしていくことが求められます。「あるアセスメント結果を受け、どのような支援を行うのか」、「その結果どのような変化があったのか、または、なかったのか」等の根拠に基づいて支援を実践します。

■尊厳を守るケアの実践■個別ケアの実践■日常生活の自立支援■多職種共同・連携による適切な支援の提供■根拠に基づく介護の実践。介護過程が、これらを目指して展開されることにより、ご入居者の「豊かな暮らし」を支えることができると言えます。

介護過程の中でも特に重要なのがアセスメントです。

ご入居者の全体像を把握し、ご入居者ごとの課題を明らかにするアセスメントの段階が適切に行われているかが、ご入居者の生活や人生を左右すると行っても過言ではありません。
アセスメントは、情報収集→集めた情報の解釈・関連付け・統合化→課題の明確化
という3段階のプロセスで進めます。

■情報収集
観察・記録・コミュニケーションなどを通して、できる限り多くの情報を集めます。特に観察による情報収集は、とても重要です。「いつもと違う点はないか?」という視点を常に持つこと、気づいたことに対して「なぜそのような状態なのか?という疑問を持つこと、そしてその因果関係を追求することが大切です。さらに重要なことは、何のためにどのような情報を収集するのかを正しく認識すること、そして自分の人生観や価値観からではなく専門的視点で観察することです。

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■情報の解釈・関連付け・統合化・課題の明確化
ここでいう解釈とは、情報に含まれるご入居者本人にとっての意味を考え、理解することです。さらに、複雑に絡まっている情報を整理して関連を明らかにする関連付け・統合化を行うと、ご入居者にとっての課題が明らかになります。この時、ICF(国際生活機能分類)の考え方を用いて情報を整理・分析すると、ご入居者の健康状態、趣味や社会的役割、人生観・価値観、環境など、全人的に捉えることができ、意欲を持って生活していただくための支援(計画)を考えやすくなります。

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実際に介護過程を展開していくには。

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介護過程の目的は、ご入居者の「より良い生活」「より良い人生」の実現・継続を支援することです。そのために大事なことは、個別ケアの実践、多職種協働・連携による適切な支援の提供です。そして、さらに大切なことは、支援はご入居者の「豊かな暮らし」を支える物である以上、展開過程全体がご本人の自己決定のもとに展開されていく必要があるということです。説明を丁寧に行い、ご本人の納得・同意を得ていくことが非常に重要であるということを再認識する必要があります。

生活コントロール感(自分自身の生活をコントロールできるという感覚)を実感している人は、生き生きとした生活を送ることができると言われています。この生活コントロール感を保つための一つの方法が、自己決定です。

多職種の専門家が関わっていく中での、介護職の役割とは。

介護サービスを適切に提供していくためには、様々な職種の専門職が関わってきます。この多職種の専門家は、ご入居者が望む生活の実現に向けて適切な支援を提供し、利用者のQOLを高めていくという共通の目標を持っています。ケアプランは、多職種協働・連携に際して全職種が共有する基本的な指針となります。そんな中、介護職は、ご入居者の状態をチームに発信していくという役割を担っています。ご入居者の生活場面における「活動」や「参加」を的確かつ正確に把握し、表現する技術を身につけていくことが必要です。

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「虐待防止」に関して、様々な例をあげ検証しました。

「虐待」にも様々な種類があります。身体的虐待、介護・世話の放棄・放任、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待。これらの様々な例をあげ、認識を改めました。アズパートナーズでは、「身体拘束及び虐待防止マニュアル」を作成し、身体拘束を事故防止対策等として安易に正当化することなく、高齢者の立場になってその人権を保障しつつケアを行うという基本姿勢の下で、介護を必要とするご入居者の自立の支援に向けたサービスの提供を行うことを目指しています。

参加したスタッフの声

■日常のケアでは、どうしてこのようにしているかと考えることは少なく、習慣化して行ってしまっている事が多い。他のスタッフにどうしてこのようなケアをしているかを説明できるようにしたいと思う。

■不適切なケアと思われるものは、個人の感覚で差があると思う。テキストに載っている行為を読んで、当てはまるものがないか再確認したいと思う。

■普段行っている介護の方法は、しっかりと意味と理由があって、それを行う事に「なぜ?」と聞かれて答えられるかが、今の自分にできるかが不安に思えてきた。情報は多くあればそれを活かす事ができるが、活かすためにはしっかりとその人の為になることを考えていかなければと感じた。

担当講師より

介護の専門職として、専門知識を活用した客観的で科学的な思考過程に基づいて根拠ある支援を行えること、全員が同じ介護が出来る為にも介護過程の理解と展開が出来ることが必要です。
まず、必要な支援とその理由を明確にするためにアセスメントを行います。このアセスメントが介護過程では一番重要となる部分で、この情報収集が正しく行えないとそのあとに立てる計画が間違った方向に向かってしまい、必要のない支援をご入居者に提供してしまいます。よりよい生活を実現・継続できるように、情報の収集方法に留意しながらより沢山の情報を客観的に、ICFの視点を持ってご入居者を全体像をとらえられるか、事例を基に演習を行いましたが、それぞれの価値観によって分類は様々でした。自分の主観だけに頼らず、全体像を把握するのは想像するよりも難しい様子でした。
 現在作成している介護計画書が根拠に基づいた内容になっているか、再度考えられる良い機会となりました。

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