ご入居者様インタビュー

アズハイムに入居して手に入れた“安心”

難病を抱えた体に癌が発症
これからの独居生活が不安に

 自身で日常の生活が維持できる段階で「老後の住まい」を検討しても、なかなか入居に踏み切れないという人が多いようです。宮澤和子様もその一人。8年前にご主人を亡くされてから都内でお一人暮らしを続けてこられましたが、長年続けてきた一人暮らしに不安を感じるようになりました。そこで、定期的に通院していた病院の医師に相談したところ、病院内のソーシャルワーカーから「アズハイム練馬ガーデン」を含む3つの老人ホームを紹介されました。
 「入居して4カ月が経ちますがだいぶ慣れましたね」(和子様)
 そう笑顔で語る和子様は、昭和2年東京・向島に生まれ、少女時代を過ごしました。男ばかりの5人きょうだいで唯一の女の子ということもあり、両親に大切に育てられたといいます。
 和子様は東京都立本所高等実践女学校(現:東京都立本所高等学校)に進学しましたが、当時は第二次世界大戦の最中にあり在学中に挺身隊として軍需工場に動員されました。1945年3月10日の東京大空襲は罹災者100万人以上、死者数10万人以上を超す大被害をもたらしましたが、この空襲で和子様の生家も全焼してしまいました。
 「家が焼かれてしまい神奈川県秦野市で数カ月間疎開しましたが、父も定年退職をしたばかりで大変な思いをしました。その後昭島市に移り住んだのです」(和子様)
 戦後、和子様は税務署の職員となり仕事に趣味に充実した日々を過ごされました。税務署では職場の仲間とともに、社交ダンスや麻雀を覚えたそうです。
 結婚後は、埼玉県内の自宅でご主人と二人暮らし。経理のプロとしての腕を買われ、経理事務所に席を置き、商店や中小企業の経理事務の仕事を55歳まで続けました。
 ところが長年連れ添ったご主人が病に倒れ、長い介護生活が始まります。
 「主人は8年間入院をしていました。その間は、看病で毎日病院と自宅を行ったり来たり。入院前も2年間入退院を繰り返していましたから10年間の闘病生活でした。子供がおらず夫婦二人だけでしたから大変でしたね」(和子様)
 こうしてご主人の闘病を長年にわたり支え続けた和子様ですがご自身の体も難病に蝕まれていました。
 「平成2年、4年、6年と3回手術をしています。『後縦靱帯骨化症(こうじんじんたいこっかしょう)』に始まり、今は、『腰椎狭窄症(ようついきょうさくしょう)』と2つの難病です。頸椎、胸椎、そして今が腰でしょう。首の運動はできないし背中から腰まで痛みがあるのです」(和子様)
 その難病を抱えている和子様にさらなる病が襲います。昨年8月、胆管癌が見つかりました。
 「1カ月に1回、採血とCT検査があります。病気を抱えているので不安は常にありますね」(和子様)
 和子様は健康維持のため、全身エクササイズのマシン「ニューステップ」で朝・夕2回15分ずつの運動を欠かしません。加えて、テレビ番組で覚えたという「ゴキブリ体操」も毎日の日課にしています。「ゴキブリ体操」はゴキブリがひっくり返って足をもぞもぞ動かしている様子によく似ていることからネーミングされた体操です。疲労解消や健康維持に役立つうえ、プロポーションの向上にも役立つことから女性には特に人気の体操です。
 「マシンはテレビを観たり友人と話したりしながら行うので15分はあっという間ですよ」(和子様)
和子様は「アズハイム練馬ガーデン」で毎日14時から行われるレクリエーションにはほとんど参加しています。脳トレ、習字、花、塗り絵、貼り絵とホーム内のレクリエーションのほかに、先日は「向山庭園」でのお茶会にも参加しました。
 「向山庭園のお茶会では日本庭園がよかったですね。レクリエーションもいろいろとあって楽しいです。今日はアニマルセラピーで、かわいいワンちゃんと楽しい時間を過ごせました」(和子様)
 こうした毎日の楽しみのほかに、月2回ある近隣の子供たちとの交流も和子様の楽しみの一つです。
 保育園に通う園児によるお遊戯の発表や、ピアノ教室に通う生徒の演奏会など、かわいらしい子供たちの姿が和子様にパワーをもたらします。
 「喉の調子が悪いのでカラオケは苦手ですが、子供たちが来て合唱してくれるのは楽しいですね。みんな孫みたいでかわいいです。先日は手作りのメダルや折り紙もいただきました」(和子様)

「吠えたりしないおとなしいワンちゃんでかわいいわね」(和子様)

自宅から至近の距離も決め手に
体験入居から1カ月後に入居を決意

 「アズハイム練馬ガーデン」と同じ町内に和子様の自宅はあります。40年以上住み慣れた地域には、長年にわたり親しくしてきたご近所仲間がいらっしゃいます。ご近所の方々は和子様に会いに毎日「アズハイム練馬ガーデン」を訪れるそうです。
 「先日、自宅に戻ったら家の周りの雪かきをご近所の方々がしてくださっていました。みかんやおせんべいを持って来てくださる方もいれば、病院の付き添いをしてくれる方もいて。本当に助かっています」(和子様)
 このエピソードからも、ご近所の方々とは家族同然のお付き合いをされている様子がうかがえますが、「アズハイム練馬ガーデン」の入居の際にはご近所の方々から率直な意見があったといいます。
 「もともと私自身も老人ホームに入居するつもりはなかったのです。それまでは週1回ヘルパーさんに掃除に来てもらい、ご近所の方々の助けを借りながらなんとか生活できていましたから。それでも、入居をする少し前から食べることが大変だなと感じ始めました。ご近所の方の中にはヘルパーさんに頼んで一人暮らしを続けたらとか、老人ホームへの入居は早いのでは?という方もいましたね」(和子様)
 それでも、入居を決意した一番の理由は「不安からの解放」だったと言います。和子様は、「アズハイム練馬ガーデン」の入居前に1週間の体験入居をしました。体験入居からそのまま本入居となる人も多い中、一旦、自宅に戻り、今後の生活についていろいろと考えたそうです。
 「体験入居から1カ月くらい悩みました。今まで一人で自由気ままにやってきましたが、老人ホームでの生活はある程度の束縛はありますよね。それと、自宅を空けたままにすることも心配でした。ですからなかなか決心がつかなかったのですが、やはり一人暮らしの大変さと不安はありましたし、こちらは自宅から近いこともあって決意しました」(和子様)
 今振り返ると、この時の決断は良かったと和子様は実感しています。常に誰かが見守ってくれる安心もあり、夜はゆっくりと寝られるようになったそうです。
 一人暮らしでは億劫に感じていた食事も、「アズハイム練馬ガーデン」では3食提供されるのでずいぶん楽になりました。
 「もともと濃い味付けを好みましたが、こちらの薄味もだんだんとなれてきて美味しいです。以前、ご飯の配膳が遅くて冷めているとスタッフの方に言ったらすぐに改善されました」(和子様)
 「アズハイム練馬ガーデン」ではスタッフを集めた「給食会議」を月1回開きます。和子様がお話しされた配膳の改善のほかに食事についての様々なリクエストも会議の議題に挙げて話し合い、サービスの向上に繋げます。

 「宮澤さん(和子様)がいつ寝たかもわかっていますよ」と小川ホーム長(写真右)。
 「アズハイム練馬ガーデン」ではITシステム「EGAO link」を導入。ベッドに設置されたセンサーが、入居者の睡眠状況を感知します。

新しい仲間とともに
かつての趣味を再開したい

 和子様は遺言書の作成をはじめとする終活で忙しい日々を送っています。細かな事務作業も都内に住むお兄様の孫娘様のサポートで着実に進めているそうです。
 一大事は自宅の処分ですがようやく自宅を売却する決断をしました。
 「ガス以外はすべて通っています。電話も自宅にかかった電話は携帯に転送していますが、そうした費用も結構かかります。自宅については生活費が足らなくなったら売却を考えようかとも思っていましたが、『アズハイム練馬ガーデン』の生活が落ち着いたら売却したほうが良いという税理士さんのご意見もあって、売る決心がつきました」(和子様)
 今でも何かあるとさっと自宅に戻り用事を済ませるという和子様。ひとたび「アズハイム練馬ガーデン」を出ると、誰かしらご近所の方々と遭遇して話に花を咲かせます。
 「自宅に戻ってもすぐ『アズハイム練馬ガーデン』に戻ってきちゃいます。以前は自宅に帰ってご飯を食べたあと『家に帰る』って言って皆に笑われていましたが、最近は『お部屋に戻るわ』というようになりました」(和子様)
 「『アズハイム練馬ガーデン』に入居して本当に良かった」と繰り返し話す和子様の声には実感がこもっています。これからは、かつて熱中したダンスやマージャンなどを「アズハイム練馬ガーデン」の仲間と楽しみたいと話す和子様。その話から和子様の夢の実現にむけて盛り上がる職員の方々の様子がとても印象的でした。

「入居相談員の藤井さん(写真右)は入居してからもいろいろと相談に乗ってくれてとても親切にしていただいています」(和子様)

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